地盤補強工事ジオクロス・ユビファ工法
住宅の地盤補強工事と言えば鋼管杭工法、柱状改良工法、表層改良工法、砕石杭(ハイスピード)工法等がよく知られています。
写真は知名度が低いけれど、ハッピーハウジングで一番多く取り入れている地盤補強工法。
工法名は「ジオクロス・ユビファ工法」。
地形や地盤によっては勿論他の工法も取り入れています。
ハッピーハウジングがジオクロス工法を主に取り入れている理由を箇条書きにて記します。
・地盤補強工事も基礎工事屋さんが施工するので急に地盤補強が必要になった場合でも工期に影響が出ない。
・ベタ基礎での施工になりますが、根切り鋤取り深さもベタ基礎プラス100〜120mmで残土処分もそれほど多くない。
・鋤取り・砕石敷・転圧(1トンローラーで8往復)そこに掛かる工期も1日〜2日で十分。
・転圧した砕石の上に鉄筋の4倍ほどの引張り強度を持つクロスを敷き込むだけ。
・砕石とクロスが基礎の下にあるだけなので、将来の解体時や転売時に負の遺産として残らない。(簡単に剥がせる)
・支持層が深くても地盤均衡型(浮き基礎工法)なので支持できる。
・地盤専門家の間でも支持層に杭を固定する抵抗型基礎に代わって均一沈下を図る浮き基礎工法が増えると予想している。
・近年の大地震後の調査では、支持杭で補強している住宅が杭の突き上げによって基礎を損傷する被害も多い。
・地面下にある遺跡などを傷つけないで施工が出来る。
・工事価格が安い。
・知名度は低いが国土省の認定を受けた地盤補強工事である。
ジオクロス工法は、傾斜地や大きな段差のある土地では工事不可です。
地盤調査によってジオクロス工法の可否判定を行っています。 (TOKU)