新収蔵庫見学ツアー
1982年に開館した栃木県立博物館。
本館資料収蔵庫内の資料の増加に伴い、
新収蔵庫が2020年に建設されました。
その新収蔵庫の見学ツアーがあると聞き、
行って参りました😊
化石や鉱物、動植物の標本など。様々な資料がいっぱい!
ホルマリン漬けのモグラや爬虫類が、まるで寝ているかのような
美しい姿でビックリでした。
さて、この新収蔵庫。
私が一番感激したのが外観です。カッコイイっ!!
外壁に取り付けられた金属パネル(銀色の部分)と
細長い板のルーバー(茶色の部分)は、建物本体に直射日光が
当たるのを避け、風通しを良くする効果があるのだそうです。
一階部分に貼られた大谷石も、県産材を用いて栃木県にふさわしい
デザインを演出するとともに同じ効果を狙って用いられたそうです。
また、真っ先に目が行ったのが収蔵庫内部の壁。
チャフウォールの様なマット感のある落ち着いた雰囲気。
湿度の調整機能を持つシリカ系中性調湿板が貼られているとの事で、
資料を劣化させる空気中の酸やアルカリ、ホルムアルデヒドを取り除くための
フィルターが空調機に取り付けられているのだそう。
調湿機能バツグンでホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着分解する
チャフウォール。
ぜひともお使い頂きたかったな~っっ